●平成31年度教育課程・第1表~2表(五中)7組知的

平成31年度教育課程について(届)

 

 このことについて、東大和市立学校の管理運営に関する規則第16条に基づき、特別支援学級(知的障害)の教育課程を下記のとおりお届けします。

 

記 

 1  教 育 目 標

 

(1) 学校の教育目標

 

日本国憲法及び教育基本法の理念、自ら学び考え行動し、互いの人格を尊重する生徒の育成を図る。

 

    正しい判断ができる(判断力)

 

      協力し実践ができる(協力・実践)

 

      自他を尊重する  (敬愛心)

 

(2)  特別支援学級の教育目標

 

ア 自立に対する意欲を高め、何事にも主体的に行動することのできる力を育てる。

 

イ 自己理解を深め、自尊感情を高め、自他を大切にする心情を育てる。

 

ウ 働く知識や技能、課題を主体的・協働的に解決する力を育てる。

 

(3) 学校、学級の教育目標を達成するための基本方針

 

ア 生徒一人一人の個性を尊重し、保護者との連携を密にし、個別の指導計画を作成してオーダーメイドの指導を行う。        

 

イ 進路指導及び自立活動の充実を図り、生徒一人一人が自己理解を深め、社会的自立・共生社会の実現に必要な生活態度を身に付け、対人関係を円滑にする指導を行う。

 

ウ 知識・技能の定着のために学習過程を改善するとともに通常の学級の生徒との交流を図りながら各教科等の指導を行う。

 

エ 学習意欲向上のため、見通しのもてる指導や学習成果の振り返りを計画的に行う。

 

オ 体験活動・交流活動を充実させ表現力を伸長することにより、社会性の伸長を図る指導を行う。

 

カ 体力・動機能の向上を図るためにオリンピック・パラリンピックに関する内容を取り入れ、多摩特研の球技大会、マラソン大会に参加し、積極的に運動やスポーツに親しむ態度を育成する。  

キ 言語能力を伸長するためにその時々の状況に応じた言葉の使い方や他者を理解した上で伝えたい内容を適切に表現できる活動を行う。

 

ク 道徳や体験活動を通して自他の生命を尊重し、社会貢献する態度を育成する。

 

2 指 導 の 重 点

 

(1) 各教科、特別の教科道徳、総合的な学習の時間、特別活動、自立活動、各教科等を合わせた指導の重点

 

ア 各教科

 

・基礎的・基本的な学力の向上を図るために個々の生徒の観察を含めたアセスメントを行い、到達度、認知特性などを把握して個別指導計画に基づいた指導を行う。

 

・学習意欲を高め、積極的な態度やコミュニケーション能力を育成するためにグループでの学習活動や対話的な学習活動を行う。

 

・個々の能力の伸長のため習熟の程度に応じた授業や個別の課題を提供する授業を行う。

 

・学習内容の定着を図るためにICT機器を活用した視覚的な理解を促す指導を行う。

 

・運動習慣の定着のために健康に関する指導及びオリンピック・パラリンピックに関する内容の教科を合わせた指導で実施する。

 

・落ち着いた授業環境を維持するために教室環境や授業のユニバーサルデザイン化を継続する。

 

イ 特別の教科道徳

 

・道徳的価値に基づいて言語活動の充実を図り、判断力、心情、実践意欲を育む。

 

・生命の尊厳を育むために道徳を要として、生徒個々に応じた指導を継続的に行う。

 

・社会参画の意識を高めるために学校や家庭生活、社会生活を送るために必要な内容を具体的に指導する。

 

・人との関わりを大切にする気持ちを育むために学級内や通常の学級の生徒、外部の様々な人との交流活動を行う。

 

・規範意識を育むために学級での自治について考えさせ、実際の行動を適時的に評価する活動を行う。

 

・自然や崇高なものへの畏敬の念をもたせるために自然と触れ合う体験活動を充実させる。

 

・地域・保護者と共に道徳教育を推進するために道徳授業地区公開講座を実施し、「生きること・生き抜くことを」共に考える機会を設定する。

 

・情報社会での行動に責任を持つことや責任回避等、情報を正しく安全に利用できるように指導する。

 

ウ 総合的な学習の時間

 

・生きる力を育成するために生徒の実態に合わせてテーマを設定し、自己の将来設計を考える学習活動を行う。

 

・卒業後の進路について見通しと自覚をもたせるために実態に合わせたテーマを設定し、職場体験学習等の体験学習や進路・進学学習を行う。

 

・情報活用能力を伸長するためにICT機器を活用した学習を進め、学習内容を調査してまとめたり発表したりする活動を行う。

 

エ 特別活動

 

・望ましい集団を構成することの大切さを学ばせるために学校行事、学級活動において、自ら考え学級で相談し、行動する展開の学習を行う。

 

・よりよい集団づくりを推進するために、自己の活動を振り返り、言語化する活動を行う。

 

・自立のための基礎を育成するために気持ちや感情のコントロール、他者との関わり方・コミュニケーションのとり方を学ばせる学習を行う。

 

・自分自身の気持ちや感情をコントロールする意識を高めるためにソーシャルスキル・トレーニングを実施する。

 

・コミュニケーション能力の育成を図るために体験学習や校外学習などを共同学習として位置付け、合意形成を目的とした話し合い活動を行う。

 

・社会の一員であるという意識を高め、互いを尊重する態度を育むために地域の行事や通常の学級との交流を積極的に行う。

 

・自己の進路についての積極的な態度を養うために学級として上級学校を見学する活動を行うとともに自己の将来を設計する活動を行う。

 

オ 自立活動

 

・個々の障害に原因する困難を自らの力で主体的に克服するために個別指導計画の基、人間関係の形成し、社会性を育むプログラムを継続して行う。

 

・自己理解を深めさせ、自立のための基礎を育成するために取り組んだことを言語化する学習を行う。

 

・生活力を向上させるために話し合い活動などの言語活動や作業学習、日常生活技術等の具体的なスキルトレーニングを積み重ねる。

 

・自立活動については、領域・教科等を合わせた指導を行う。

 

カ 外国語活動

 

・コミュニケーション能力の素地を育むために身近な生活の中で見聞きする英語やオリンピック・パラリンピックに関する内容の指導を行う。

 

・外国語(英語)への興味・関心を高めるために歌やゲーム等を使って簡単な英語表現や外国の文化の紹介などの学習活動を行う。

 

キ その他の活動

 

・校外学習や宿泊学習などを通じて社会生活に必要な礼儀やルール、マナーを身に付けさせる。

 

・学校行事・学年行事に参加することにより、通常の学級の生徒との交流を深め、より大きな集団生活を経験させる。

 

・作業学習の時間を設けて栽培、生産活動の中で自分の役割を果たす責任感や共同して作業するために必要な技能・能力を養う。

 

・体力向上や忍耐力を身に付けるためにスポーツに積極的に取り組む活動を行う。

 

(2) 生活指導の重点

 

ア 「信頼関係に基づく生活指導」の確立と充実のために生徒理解を深めたり教育相談体制を充実したりして、保護者の参画を促すとともに個に応じた指導を個々の状況を考慮して行う。

 

イ スクールカウンセラーと連携して面接を繰り返し行いながら教育相談体制の充実を図る。

 

ウ 社会生活に求められる必要な態度を身に付けるために挨拶などの日常生活を送る上で必要な基礎的・基本的な生活習慣の確立を図る指導を徹底する。

 

エ けじめのある生活や服装・身だしなみ・言葉遣いについて継続した指導を行う。

 

オ いじめの未然防止のために「関わりカード」を活用するとともに学級内でのルールづくりを行い、社会的秩序を維持することを学ばせる。

 

カ 状況に応じた適切な行動ができる力を育成するために、一日の振り返りをするとともに、家庭との情報共有・行動連携を行う。

 

キ 危機回避能力を伸長するために場面を想定した安全指導やセーフティ教室等で、インターネットやSNSの利用について学ぶ機会を設定する。

 

ク 性に関する内容や薬物の危険性などの理解の伸長を図るために公的機関と連携した指導を行う。

 

ケ 安心・安全な学校生活を心がける意識を高めるために交通安全や地震・火災などについての指導を定期的に行い、学校の取組を保護者へも情報提供する。

 

 

(3) 進路指導の重点

 

ア 主体的に進路選択できる能力の育成のためにガイダンス機能を充実し、家庭・地域と連携した進路指導を行う。

 

イ 自己理解を深めるために日常の生活・体験などを様々な視点で振り返りの活動を行う。

 

ウ 将来設計能力を向上させるため、自己の進路を考える活動を系統的に行うともに学校から社会への移行を図る。

 

エ 中学校卒業後の具体的な進路への見通しをもつために上級学校訪問を行い、また、上級学校教員による出前授業を行い、具体的な進路を理解して進路実現のための計画を立てる。

 

オ 望ましい職業観や勤労観を育成するために職場体験学習を第1学年と第2学年で行う。また、個々の必要に応じて買い物体験学習を行う。

 

3  教育目標達成のための特色ある教育活動・その他の配慮事項等

 

(1)  1単位時間は50分を原則とする。また、生徒の実態に合わせて弾力的に運用する。

 

(2)  障害の多様化に伴い、知識・技能において個に応じた指導を希望する生徒・保護者の教育的ニーズに応えるために実態に応じた教育用図書を用いて指導を充実させる。

 

(3)  全校・学年集会、委員会活動への参加や運動会・修学旅行等の学校行事に参加し、通常の学級の生徒との交流を深める。

 

(4)  通常の学級の生徒を対象に特別支援学級教員による障害全般についての授業を行い、特別支援学級や障害者差別解消法のへの理解を深める。

 

(5)  障害の多様化に伴い、身辺自立・コミュニケーション能力の向上を図るため、言語活動を充実するとともに日常生活に必要な運動・技能の習得に取り組む。

 

(6)  個人面談や連絡帳等で家庭との連携を深める。また、共通認識のもと生徒指導に当たるために教員間で情報交換を丁寧に行い、必要に応じて地域、労働、福祉などの機関と連絡・調整を行う。

 

(7)  学校生活支援シート策定を通して様々な関係機関との連携を深め、進路を見据えた長期的な指導を行う。

 

(8)  地域の人材の力を活用して生徒の特性や課題に合わせた専門的な指導を経験させ、様々な人とのコミュニケーションを図る機会を広げる。

 

(9)  多摩特別支援教育研究会の行事(球技大会、マラソン大会、劇と音楽の会)に積極的に参加するとともに市内小中学校の特別支援学級との交流を深める。

 

(10) 通常の学級と特別支援学級の生徒との交流及び共同学習を通して相互理解を深めていく。そのために特別支援学級の個々の生徒に対して交流学級を定める。

更新日:2019年05月16日 10:31:25