●平成31年度教育課程・第1表~3表(五中)通常の学級

平成31年度教育課程について(届)

 

このことについて、東大和市立学校の管理運営に関する規則第16条に基づき下記のとおりお届けします。 

1  教育目標

(1)学校の教育目標

東大和市教育委員会の教育目標に基づき、自ら学び考え行動し、互いの人格を尊重する生徒の育成を図る。

正しい判断ができる(判断力)

協力し実践ができる(協力・実践)

自他を尊重する  (敬愛心)

 

(2)学校の教育目標を達成するための基本方針

〇目指す学校像

ア 生徒が「主体的・対話的で深い学び」に努め、「できた状態」「分かった状態」「生かせる状態」を実感できる魅力ある学校

 

イ 「考えて楽しい」「皆で意見を交わして楽しい」心が弾む授業を通して、今日が楽しく明日が待遠しい活力あふれる学校

 

ウ IMO-ZO CS(コミュニティ・スクール)を導入し、学びのキャンパスとしての地域と連携・協力を深める信頼される学校

 

〇教育活動を推進するための三つの柱

ア 義務教育9年間を見通した系統性と連続性のある教育活動

 

イ 小・中学校教員の熟議、教員とコミュニティ・スクール(以下CS)委員の熟議、CS委員と保護者の熟議等による学校教育関係者の当事者意識の醸成

 

ウ 本校の取組みの成果を外部へ積極的に発信 

 

・小学校で習得した知識及び技能を生かして思考、判断、表現を深め、中学校での知識及び技能の向上を図る。

 

・習得した知識及び技能を日常の生活や社会で活用・発揮できるよう生徒に意識させ、学びに向かう力、人間性等を涵養する。

 

・第五中学校グループの小学校と生活指導観を共有して授業規律を徹底し、生徒の発言を活発にすることにより生徒の気付きや考えを広げ深める。

 

・組織的な生活指導や学力向上策の成果を積極的に保護者地域・他校へ発信することにより評価を受け、学校組織として統一した指導観を向上させる。

 

・道徳、総合的な学習の時間、特別活動を中心にして社会性の向上を図り、地域社会で主体的に行動できる態度を育成する。

 

・学力向上推進事業と連携して「学校教育プログラム リーダー・イン・ミー」を活用したリーダーシップ教育を通して生徒のボランティアマインドを育成する。

 

・教職員が率先して範を示し、生徒の心に寄り沿う丁寧な生活指導を行うことにより生徒の社会的資質を育成する。                    

 

・地域とともに問題行動の未然防止・早期対応を徹底し、安心・安全な学校生活を保つ。

 

・スクールカウンセラーや外部の関係機関、特別支援学級との連携を深め、全ての生徒が「特別な支援の必要性」の理解を深める。

 

2  指導の重点

 

(1)各教科、特別の教科道徳、総合的な学習の時間、特別活動

 

ア 各教科

 

生きて働く知識・技能の習得及び未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成、学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間力等」の涵養を図る。

 

・各学力調査の結果の分析を紙面等へ「見える化」し、授業改善推進プランを作成することを通して授業の質を高める。

 

・個に応じた指導を充実するために、数学・外国語(英語)でQU検査を活用した少人数・習熟度別指導を実施する。

 

・第五中学校グループスタンダードに則り、生徒・教員対象の「授業実態調査」や教員相互の授業 観察を通して授業規律を確立する。

 

・「第五中学校グループ外国語教育モデルカリキュラム」を活用して、小・中学校の連携の下、外国語教育を推進する。

 

・学びを方向付けるための学び(主体的な学び)や気付きや考えを広げ深めるための学び(対話的な学び)、「分かった状態」・「生かせる状態」にしていくための学び(深い学び)を計画的に行う。    

 

・国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の合同教科部会を定例化し、言語活動を深める指導法や教材の開発に努める。

 

・落ち着きのある授業環境を維持するために、特別支援学級と連携して教室環境や授業のユニバーサルデザイン化を推進する。

 

イ  特別の教科道徳

 

 主体的に判断し、人間として他者と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養う。

 

・平成31年度から全面実施される「特別の教科 道徳科」を見据え「考え、議論する道徳の授業」に努め、道徳的実践力を育む。

 

・思いやりや感謝の心を育み、よりよい集団を作ることを重点目標として、家庭や地域等と連携した道徳教育を展開する。

 

・「いじめ」を道徳の時間で意図的・計画的に取り上げ、生徒が互いを認め合える居場所作りや絆づくりに自ら取り組む学校風土を醸成する。

 

・夢を実現する力を伸ばすために外部講師を招聘し、「自己の生き方を考える道徳授業地区公開講座」を実施する。

 

ウ 総合的な学習の時間

 

「国際理解」と「人権教育」を柱とした人間理解に関する学習と「社会を生き抜く力の育成」を柱とした自己の生き方に関するキャリア教育を中核に位置付け、生徒の探究する力を高める。

 

 

・校外学習や修学旅行に取り組む中で調査や発表、討論を行い国際理解を深める。

 

・オリンピック・パラリンピック教育を推進するために、障害者教育、ボランティアマインド、スポーツ志向に重点を置いた学習活動を行う。

 

・望ましい勤労観・職業観を育むために、第2学年で職場体験学習を実施する。

 

・自己のキャリアを主体的に考えるために高等学校や大学を訪問し、進路に関するガイダンス機能の充実を図る。

 

エ 特別活動

 

望ましい集団活動をとおして社会の一員としてよりよい人間関係を構築する態度を育む。

 

・ボランティアマインドを高めて環境美化への関心をもつ態度を育むために、日常的な自治活動や地域清掃、体験学習等の目的を明確に伝える指導内容・方法の改善を図る。

 

・自治意識を高めるために生徒会のリーダーシップを発揮させ、生徒会主体の活動を充実する。

 

・社会性の向上のために学校の教育活動全体を通じて他人への配慮を意識させ、人権尊重の意義や礼儀を踏まえた行動を取るよう指導を徹底する。

 

・「学校教育プログラム リーダー・イン・ミー」を活用したリーダーシップ教育を通して話し合い、合意形成する取組を充実する。

 

(2)特色ある教育活動

 

ア 小中一貫教育推進のための具体的な取組

 

・IMO-ZO CSでは、本市が目指す「円滑な接続や連携の強化を図る」ことに「系統性」と「連続性」を付加して9年間を見通した教育に取り組む。

 

・中学校生活を体験する活動(First Step School)を春季休業中に行い、中1ギャップの解消を図る。

 

・第五中学校グループの落ち着いた学校生活の環境を保つために、本校で策定した「生活指導マニュアル」を元に小・中学校の生活指導観を統一する。

 

・信頼される学校づくりのために小・中学校共通のコミュニティ・スクール評価(仮称)を実施し、学 校教育関係者の当該者意識を醸成する。

 

イ 学力・授業力向上のための具体的な取組

 

・生徒が主体的に学習に取組めるよう学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりして、自身の学びや変容を自覚するために定期考査を廃止し、単元テストを導入する。

 

・単元や題材の内容や時間のまとまりのリ・デザインを通して単元テストを実施することから、「家庭学習記録ノート」の内容を改善し、家庭学習のさらなる定着を図る。

 

・各単元の学びを定着するため、放課後に「追試学習会」を実施し、生徒の「できない」状況を「できる」まで高める。

 

・国語科では「書くこと」「読むこと」の力を伸ばすために朝の帯時間で実施する読書時間で「書き写し読書」を実施し、優れた文学作品や随筆に接することを通して基礎学力の向上を図る。

 

・読書活動を充実させるために学校図書館を充実させてビブリオバトルに取組む。

 

・数学科では地域未来塾事業を活用して学習塾講師による放課後学習教室を全学年で実施する とともに、数学の授業における反復学習教材を開発・活用する。

 

・外国語科では昨年度中に作成した「第五中学校グループ外国語教育モデルカリキュラム」を活用し、小学校からの円滑な接続を基にして学びのつまずきを解消する。

 

ウ 特別支援教育の推進のための具体的な取組

 

・昨年度、特別支援教育推進委員会で作成した「特別な支援を必要とする生徒支援表」を活用して、通常の学級に在籍する困り感のある生徒の個々に応じた指導を行う。

 

・個々の生徒の迅速な対応を図るために特別支援教育コーディネーターやスクールカウンセラー、外部機関と指導方法について検討を行う。

 

・生徒の教育的ニーズを正しく把握して日々の指導を改善・充実するために保護者や外部機関等との連携を図るとともに、個別の指導計画を活用して生徒個々に応じた具体的な手だてを講じる               

 

・障害者差別解消法の理解を深めて実践的な態度を育み、特別支援学級との交流活動を行うことを通して、人権教育(障害者)について全学年で取り組む。

 

エ 安全教育の推進のための具体的な取組

 

・安全への意識を向上させるために生活安全・交通安全・災害安全について学校での指導内容を保護者へ周知する。

 

・自己の安全は自分で守るという意識を向上させ、緊急時の危機回避能力を高めるために授業や学校行事で安全指導を具体的な資料を用いて行う。

 

・学校のアレルギー対応力の向上を図るために「東大和市立小・中学校アレルギー疾患への対応マニュアル」に基づく校内体制を整備し東京都の「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」に基づく緊急性が高いアレルギー症状への対応の研修を実施する。

 

・安全な生活への意識を高めるために登校時の挨拶運動、下校時の見守り運動、引き取り訓練等を小学校や家庭、地域と連携して行う。

 

オ オリンピック・パラリンピック教育の推進のための具体的な取組

 

・オリンピック・パラリンピックの価値や意義を学ぶために障害者理解やボランティア活動を一層活性化する。

 

・オリンピック ・パラリンピックの理解を深化させるために、各教科等の学習で『オリンピック・パラリンピック学習読本』を活用し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会と自分との関わりを深める。

 

カ その他

 

・全学年で「全員学級担任制」を導入して学級担任への相談窓口を増やし、「チーム五中」としての組織的な対応に努める。

 

・豊かな情操を育むために武蔵野美術大学と連携した芸術鑑賞への関心を高める取組や創造性・表現力を向上させるための取組の研究を進める。

 

・体力向上のために東京女子体育大学と連携した体育実技の補充教室を行う。

 

・進路のガイダンス機能を高めるために中央大学と連携した進路学習を行う。

 

(3)生活指導・進路指導

 

ア 生活指導

 

生徒の自律性を促す生活指導を行い、規律と活気に満ちた生活態度を育成する指導を積極的に行う。

 

・自他の生命を尊重する態度を養うとともに個々の自尊感情を高めるために、自らの力で課題を解決したり、個々の役割を果たしたりする場面を増やして相互に評価できる機会を増やす。

 

・「信頼関係に基づく生活指導」の確立と充実のために生徒理解を深め、教育相談体制を充実し、個に応じた指導を個々の状況を考慮して行う。

 

・基本的な生活習慣の確立とともに心身ともに健康な生活を送る態度を育むために挨拶・返事を励行し、規範意識の醸成・社会性の育成等の指導を充実する。

 

・落ち着いた学び舎を生徒一人一人が築く意識を高めるために生徒会を中心にして生徒同士の話し合い活動を基本とした生活のきまりの浸透を図る。

 

・ボランティア精神を養うとともに、望ましい勤労観・職業観や自己有用感を育み、日々の清掃活動、全校美化を充実する。

 

・いじめ防止対策を確立するために全ての「いじめ総合対策【第2次】(東京都教育委員会平成29年2月)を活用し、全ての学年において「いじめに関する授業」を年に3回以上行う。

 

・不登校生徒や精神的に不安定な生徒に関する指導の充実を図るために、スクールカウンセラーや外部機関及び家庭とも連携を取りながら、迅速かつ継続的な指導を行う。

 

・個々の生徒の学級での適応状況を客観的に理解するためにQU検査を年間2回実施し、授業における指導に活用しながら生徒の課題に応じた指導を行う。

 

・校内外の安全指導を充実して生徒の危機回避能力を高めるために、さまざまな事故や被害を想定した危機管理マニュアルを作成し、セーフティ教室や毎月の安全指導を計画的に実施する。

 

・生徒が安全な生活を送るために「3.11を忘れない」「地震と安全」「防災ノート」を活用するとともに、家庭と連携した「避難訓練」「引き渡し訓練」等の取組を実施する。

 

・生徒の問題行動の状況を適切に把握して課題を迅速・適切に解決するために、スクールカウンセラーや外部機関との連携を密にして校内体制の充実を図る。

 

・自殺防止に関する意識を高めるために平成30年3月に配布予定の東京都自殺予防教育推進 委員会作成DVD教材を活用した1単位時間以上の授業を保健体育、道徳、特別活動等の中で実施する。

 

・生徒個々の複雑な生活指導上の問題に対して柔軟な指導を行うために指導の在り方について「第五中学校生活指導の手引き」を見直し、教員間での共通理解を図りながら指導に当たる。

 

・上級生と下級生の豊かな人間関係を構築して望ましい集団をつくるために上級生と下級生がともに創る学校行事を行い、協力することの大切さを学ばせる機会を設定する。

 

・地域の人と関わりを通して社会(地域)貢献の精神を育み、地域行事に生徒の参加を積極的に促すとともに地域と連携したボランティア活動を実施する。

 

・携帯電話・スマートフォン等の情報モラルに関する問題への意識を高めるために生徒会を中心に全校生徒へSNS学校ルールの呼びかけを行い、外部講師を活用した指導を継続的に行う。

 

・SNSに関する非行・犯罪被害防止のために「SNS東京ノート」の活用等を通して学校のルールの見直しや家庭でのルール作りの啓発を行い、保護者・地域・関係機関と連携したSNSセーフティ教室を実施する。

 

・社会規範・遵法の精神を育むために「だめなものは、だめ」の指導を徹底し、状況により外部機関と連携した厳しい対応を行う。

 

イ  進路指導

 

生徒自らが将来の目標をもち、自己理解を深めて進路について適切に選択できる能力を育むとともに社会貢献しながら自分らしい生き方を実現しようとするキャリア発達を促す指導を積極的に行う。

 

・生徒が自己理解を深め、自らの個性や能力を伸長し、将来の夢へ展望をもって向かうことができるようにするために三年間をとおして一貫した進路指導計画を作成し、発達段階に応じた指導内容を充実する。

 

・望ましい勤労観・職業観を育み、自己の適性を理解して自己管理能力を高めて社会貢献する態度を養うために職場体験学習や職業調べ等の学習を充実させる。

 

・生徒個々の将来設計能力を伸長するために上級学校訪問やその他の進路学習を通じて中学卒業後の進路についての理解を深める活動を1年生から行い、進路のガイダンス機能を充実する。

 

・人間関係形成能力及び課題対応能力を向上し、社会への参画意識を高めるために諸活動において自己の目標を設定し、活動後の振り返りをするサイクルを確立する。

 

 

更新日:2019年05月16日 10:12:52