平成31年度 第7号

〇出会いを大切に        校長  和田 孝

 

 今回は「桜井 進 面白くて眠れなくなる数学 PHP研究所」からの引用で、人生の本当の確率についてお話しします。人生は「良いことと悪いことの結果が半々になる。」と言われることがあります。本当でしょうか。「出会いの問題」としてとらえると、人生の本当の確率は「そうとは限らない」という結論があります。

 二人がトランプのカードを13枚ずつ持って、1枚ずつ出し合いながら「カード合わせ」を行います。同じカードが一緒に出れば「出会い」が起きたことになります。では、13枚を出し尽くした時に、「出会いが一度も起こらない確率」はいくつでしょうか。1740年頃にスイスの数学者レオンハルト=オイラーは、約37%の確率で「出会いは一度も起こらない」ということを証明しました。カードが何枚でも結果は同じです。

 「出会いが1回も起こらない場合」の反対は、「少なくとも1回は出会いがある場合」です。「少なくとも1回は出会いがある場合」とは、1回だけの出会いから13回全て出会うことも含まれます。その確率は「1-0.37=0.63」、すなわち63%です。誰に対しても63%の幸運な出会いが保障されています。

 第五中学校での出会いに感謝して、友達を大切にしましょう。

 

更新日:2019年10月02日 10:50:58