平成31年度 第5号

〇いよいよ夏です。     校長  和田 孝

 

 「夏」の元となる文字は、古代の中国の夏祭りで人が面を付けて袖を振り上げ、足を交差して舞っている姿を表しています。4月号では「さて、春になりました。」として、新たな始まりについてお話をしました。それから3ヶ月が過ぎ、みなさんは学びを積み上げてきました。そして、いよいよ夏を迎えます。「いよいよ」とは継続して程度が高まるさまを意味する副詞です。これから始まる夏休みは37日間も続きます。大いに見聞を広め、夏ならではの体験を深めて欲しいと思います。同時に学習にも取組み、学びを継続してください。

 そこで、夏休みを迎えるにあたり、みなさんに知って欲しい言葉があります。

 「初心忘るべからず。この句、三ヶ条の口伝あり。是非初心忘るべからず。時々初心忘るべからず。老後初心忘るべからず。この三つ、よくよく口伝すべし。」

 これは600年以上前の室町時代に能を大成した世阿弥の言葉です。”初心を忘れてはならない”とは、自分の未熟さを乗り越えてきた、決意と努力の経験を忘れてはならないということです。みなさん(特に3年生)は、自分の目標に向けて決意と努力を忘れることなく、卒業後の進路に向けて自分自身を鍛えてください。

 よい夏休みをお過ごしください。

更新日:2019年08月27日 12:36:32