【タイトル】

令和6年度 第5号

【本文】

暑い夏が続きます                     校長 住吉 豊  今年の夏休みも大変暑く、水辺に行く機会も増える中、熱中症や水難事故のニュースも多数ありましたが、生徒達が無事に過ごせたのは何よりでした。また、暑い中熱心に部活動の練習に取り組んでいたからでしょうか、先日の始業式では、日に焼けてたくましくなった感じの生徒達の姿も多く見られました。ただ、先生たちからは宿題の話題で「○○を書き写しただけでは?」などという声も聞かれました。もしかしたら最近はAIを使っていることもあるかもしれません。要領がいいのか。はたまた、時代にマッチしてデジタルに強くていいことなのか。でも、中学生のうちは、学習に関しては自分の頭でもう少し考えて、鍛えて欲しいのですが…。その上で道具としてのAIを使いこなしてほしいと思っています。「宿題」についても、意味を問われる時代になってきたと考えます。 夏休みの後半は台風の影響を受けたせいで、ここ東大和でも大雨、洪水警報が出たことも有りました。市がハザードマップを作成していますので、自分の住んでいるところにどのような危険性があるのか確認することが大切だと思います。ここ数年は、以前と気候の状況が変わってきたことを如実に感じますが、元をたどれば地球温暖化によるところが大きいのでしょう。以前、最先端のスーパーコンピューターによる将来の台風の様子をシミュレーションする番組を見ましたが、日本を丸呑みするような巨大台風が発生し、大変な被害が出ると予想していました。私たちが中学生の頃、日本は気候区分で温帯に属すると社会科で学びました。でも、何年も前から植物学者はもう日本は亜熱帯だと話しています。確かに、スコールのような雨の降り方や、バナナの木が、今や長野の路地で栽培されていたりするのを見ると、そうかなとも思います。環境問題による影響は、そう遠くない将来にはもっと大きな影響が出てくるでしょうし、子どもたちの未来にそうならないようにするために残された時間は、もう残り少ないのではと心配しています。   きまりの見直しについて 7月にはきまりの見直しに関わるアンケートに、大勢の保護者の方がお答えくださりありがとうございました。生徒のアンケート結果と合わせ、教員も結果を参考に検討しています。この2学期には生徒会を中心に、服装や頭髪について等のきまりの見直しをしていきます。 アンケートのご意見にもあった再登校の件ですが、今までは会議や研修会等で部活動等は再登校としていましたが、安全面や気候の変化も考慮し、2学期より再登校は原則無しとしました。会議等と並行して部活動は実施しませんが、部活ごとに指定された教室で学習や読書に取り組みながら待機とします。ただし、研修会等で外部に教員が出払い生徒の状況を把握できない場合や、入試関係書類等のものについては再登校とすることも有ります。この7月も暑かったので、家が遠い生徒は再登校せずに、クラスで待機しても良いと声掛けをしましたが、残った生徒は少なく周知ができていなかったかもしれません。 また、休日の部活動で他校に行く際に自転車の使用を認めて欲しいというご意見がありました。市内でも自転車での移動を認めている学校があることは知っています。ただ、部活動のかさばる荷物を背負ったり、前かごに重い荷物を入れて走ることは、ハンドルを取られたりする等の危険が伴います。ヘルメットの着用率もまだ低いです。歩道を走行するにあたっては自身の安全だけでなく、歩行者の安全確保にも十分に注意を払わなくてはなりません。教員が、審判や会場準備等で先に行くことも多く、生徒を引率していけない場合も多いです。相手にけがを負わせた場合には当事者(保護者)が責任を問われることも有るかもしれません。できれば公共交通機関や徒歩が安心です。子供が事故にあわれた保護者の方や、共に行動した生徒たちの様子も知っているだけに色々考えます。今後の検討課題とは思いますが、休日等の移動は、できれば部活保護者会で協力体制を作ってもらえると顧問も助かると思います。   標準服が値上がりました ※ 五中仕様の男子の標準服の値段が上がりました。(女子については業者によって異なるようですので、直接ご確認ください) 上着が8000円 ズボンが4000円値上がりしました。これから替えズボンなどを購入される場合にはご留意ください。


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