【タイトル】

令和5年度 第5号

【本文】

地域行事の復活と連携              校長 住吉 豊   夏休みも終わり、朝晩はやや涼しさも感じられるようになりましたが、日中はまだまだ暑い日が続きます。特に大きな事故に巻き込まれたり、怪我をしたりした生徒もいなかった様で、皆が始業式に揃って顔を合わせることができてよかったです。  この夏休みは、コロナ禍で中止していた地域の花火大会であるとか、夏祭りであるとか様々なことが「4年ぶりに」復活したというニュースを聞くことが多かったです。ここ五中の学区域でも、7地区9地区の青少対が共同で実施してきた「青少対 夕涼み会」や、芝中団地の「盆踊り」が再開されました。       夕涼み会では、ボランティアや部活で集まった約60名の五中生が小学生に向けたゲームを企画し、当日は500人を超す児童や引率の保護者の方々に楽しんでもらうことができました。五中生はよく児童の面倒を見ており、生き生きと活動していてよかったと思いました。青少対の方々は、かき氷や焼きそばなどを生徒に配布していただくなど色々とサポートしていただきました。  また、芝中団地の盆踊りに向けては、私たち教員と生徒が準備や片付けの手伝いに参加しました。ご高齢の自治会長さんとも少し話をしましたが、自治会も高齢化が進み盆踊りのやぐらを立てるのも一苦労で、安全面も考慮して今年は業者に頼んだとのことでした。私たちは机やいすを並べるといった程度の準備のお手伝いや片付けでしたが、4年ぶりの開催を大変喜んでおられて大変感謝されました。子どもたちの中にも団地の盆踊りに遊びに行った生徒が多数いると思いますが、子どもたちの喜ぶ顔を期待して地域の高齢の方たちが裏でご苦労されていることを知ってほしいですね。心配されていたのは、やぐらの組み立て等で業者にかかった費用が大きいので回収できるかということでした。高齢化が進む中で今後も今の形を継続していくのであれば、地域の方の理解や協力がないと中々難しいと感じました。このようなお祭りは少なくなったので、今後も継続していける方法を地域の皆で考える必要があるとも思いました。         さて、2学期は一年間で一番長い学期になります。9月早々には7・8組の京都奈良への修学旅行。1年生は2年生での広島修学旅行につなげる都内の校外学習。11月には3年生の入試に関わる英語スピーキングテスト、ESAT-Jもあります。それぞれが先を見て計画的に過ごして欲しいと思います。  


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